前編は以下のとおり
大学のアイドルのハメ撮り写真
大学のアイドルのハメ撮り写真 続編
大学のアイドルのハメ撮り写真 続続編
大学のアイドルのハメ撮り写真 続続続編

何事も無く、その日は終わった。
他の人にも何一つばれていないと安堵していた。
M2の頃で学校推薦の就職活動が終盤であって、研究やバイトで時間がパツパツなときに俺は偶然見かけた。Yが自室に男を連れ込むところを・・・。
これが遠距離恋愛の彼というのは後に知る。今思えば、すごくお似合いのカップルだ。が、彼と知らない俺はYへの疑心や嫉妬を炊き上がらせる。
一方悔しさも浮かんできた。完全にストーカーだよな。悔しくてYの邪魔をしようとメールを送る「今何してるの?」とか。でも完全無視だ。
そりゃそうだ、妄想の中でYが抱かれている姿が思い浮かぶ。
完全に嫉妬心だ。
翌日、Yから叱責を受けた。
Y:「どうして昨日はあんなにメールを?」
俺:「いや、なんてことはないけど」
Y:「Aくん、あの日、あそこにいたよね?」
俺がYとYの彼を見たように、Yからは俺が見えていたのだ。つまり、メールの意図を少なからず理解していたようだ・・・完全に手玉に取られた俺だった。
また気まずくなった。だが、それもその週末に解消された。
また例のメールだ・・・「さびしい」と。
こんな時間、電車は止まってる。車は持っていない。
家からYの下宿まで原付で30分強かかる、しかも今は雨だ。
でも俺は行くことを決意する。たいした雨具を持っていないが、ヘルメット入れにタオルとビニールをいれ、雨合羽をかぶって走り出した。
ここでまたヘマをする。
滑稽ないでたちで、雨の深夜、飛ばして走る俺。目立つ、どう見ても危ない。
うーーーーーうーーーーーー。警察のご厄介に。深夜に警察がいるとも思わなかったし、深夜でも取り締まりをやるとは思わなかった・・・普通黙認だろ?
人生初のサインは、二段階右折違反だった。
そんなルールはそのとき初めて知った。
予想外に時間がかかって、Yの下宿へ。
Yの部屋に着くとYはすぐに招き入れてくれた。
ずぶ濡れの俺を見て、すぐにお風呂を用意してくれる。
Y:「そこまでして・・・」
俺:「だってさ・・・」「警察にも捕まるし・・・」
Y:「何したの?」
俺の下着やシャツを乾燥機に突っ込むY。
素っ裸で風呂桶に入る俺、扉を開けてすぐ外で座り込んで話すY。
どんな二人だよ、おいっ。
風呂から出ても着るものがないので、堂々とフルチンの俺。
Yの意思も確認せずに、ベットに向かう。
臨戦態勢だが・・・Yは俺の胸に服を着たまましがみついてくるだけで、それ以上何もしなかった。この日は、ここまでしておきながら何も無かったんだ。
ずっと言葉を交わす。
Yは活発なお嬢さん、言い換えればちょっと強気なところがある。
その自分の枠の中で苦しんでいたみたいだった。仕事に生きるか、恋愛を優先するか。
就職先を地元にするか、東京にするか。まだ悩んでいた。実際、悩んだとしてももうどうすることも出来ない時期なのだが。
つまり、勤務地が希望に違えば、会社にはいっても直ぐ辞める、そんな選択肢しか残されていない。
内内定は手に入れているわけだから。地元かで悩む理由は、やはり遠距離の彼のようだった。結局コレは、彼女の思い込みが過ぎるところに原因があった。
彼女の勤務地は地元からそう離れていないところになったのだから。
とはいえ、そのときに勤務地がわかるわけでもないから仕方ないか。
この一夜のことで、完全に二人の関係は「Yの寂しさを埋めてくれる都合のいいA」と「口には出せないがYに心を奪われているA」という構図が出来上がってしまっていた。
その頃から、俺の携帯にメールが入るようになる。
Y:「今日は何時にバイトが終わる?」とか。
正直、こっちも研究が忙しい。学会の締め切り前だが、んなことを言ってられない。下心には勝てない。
俺はまだ内々定がなかったけど、まな板だしな。(彼女は早々に決めていたが、俺の会社はなぜか遅かった・・・) 俺はノコノコとYの下宿に通ってた。でもその下心は完全に振り回されていた。
Yはその頃には一人暮らしが6年目。料理も上手で、幾度となく彼女の手料理をご馳走になっていた。まるで夫婦だろという勢い。
(今考えると、俺の食器=彼の食器なんだよな・・・orz)
その頃は、ほとんど泊まる事もなく、晩御飯を食べて、テレビを見たりして、それ以上何もせず、みつからないようにコソコソと帰る。 それかそのまま研究室でまた研究という場合が多く。
つまり、ご飯は食べるけど、俺との関係はなかった。。。ほどなく俺も内定が取れたので、彼女の存在は本当に精神的支えだった。
学校推薦だから落ちる可能性はかなり低いのだけど、ゼロじゃないというのはやっぱりプレッシャーだった。
この頃は、遠距離だった彼が月に何度か訪ねてくるようになっていたので、その合間を縫うことも多かった。
部屋に隠し置いていたコンドームの数が減っているから、彼と関係していたのは明白だったが、聞くことは出来なかった。そんな3ヶ月が過ぎる。
9月頃になれば授業もないし、時間が出来てくるので、泊まれるようにもなってきた。
やっぱり俺も欲がある。ご飯の後片付けているときに俺は後ろからしがみついた。
俺:「だめかな?」
Y:「後でね」
この日、半年ぐらいぶりにYの裸を見ることになった。
この日以降、彼が来ていない日で俺が望む日は、学校では出さない悦びの声を俺の前で搾り出してくれるようになった。