出張で郷里の近くに行った時の話です。
一泊予定の出張が土日にかかるので余分にもう一泊遊んで帰ろうとしていました。
大きな街に出て、知り合いにでも(男)連絡して夜を満喫しようかな?なんて思っていたんですが、この近辺に元カノが暮らしてるのを思いだして、
でも、もう7年も逢ってなかったので連絡もとれなければしょうがない。って感じで携帯に電話してみると繋がりました。(昼間だったので仕事中で電話に出なかったら諦めるつもりでした)
彼女とは中1からの知り合いで、お互いを意識しながら交際してるってのは高校時代。
しかし受験を期に彼女から「別れよう・・・」って切り出され、高三の頃の一年間は、暗黒の高校生活でした。
当然その頃は、まったくのプラトニック・・・キスさえもしてません。
まぁ。それでも時がたってようやく普通に話ができるようになり今にいたっていました。
しかし、卒業後は私が地元を離れ生活をはじめたので、当然疎遠に・・・
それでも私が帰省した時や、彼女が仕事で私のいる街にやってくるときは時間が取れる限り逢って、お互いの近況や昔話で盛り上がっていました。
嫌いになって別れたわけではないので、お互いに淡い感情を持ちつつ・・・
その頃にやっとキス・・・
アパートに泊めたこともありましたが、あまりにも遠距離、お互いの生活を壊してしまうようで彼女と最後の一線を越える事は一度もありませんでした。
(チャンスは卒業後すぐと私のアパートに泊まった時の二回ありましたが・・・)
状況説明が長くなりましたが、そんな淡い思いを持ちつづけてる彼女と連絡が取れたわけです。
離れ離れに暮らしていますが、中学の頃からの知り合い、しかも7年も会っていない。
彼女も「えー?時間あるの?逢いたいねー」って言ってくれて、仕事が終わったらご飯でも食べようって事になりました。
彼女はわざわざ車で来てくれて、「○○に泊まるんならドライブがてら送ってあげる。そしてご飯食べよう」って言ってくれて、久しぶりに彼女とドライブ。
初めてきた地方なんでいろいろ案内してくれて、車の中でも今まで通り昔話や近況報告で楽しい時間を過ごしていました。
そんなこんなをしてるうちに時間はもう夜の10時。
彼女と話をしてると時間の過ぎるのを忘れてしまいます。
彼女「あれ?お腹空いてるよね?ごめんごめん」
彼女「せっかくだからこっちの美味しい物食べてもらおうって思ってたんだけど・・・場所わかんなくなちゃった?」
自分「あらら、いいの?時間遅くなっちゃったじゃん。俺はどうせどっかビジネスホテル入っちゃえばいいんだけど」
彼女「大丈夫、だって車だもん。何時でも帰れるし、あ、でもまだホテル決めてないんだ?じゃあ繁華街にいこうか?」
って結局、有名繁華街のパーキングに車を止めて、近くの居酒屋に入る事に。
彼女「こんな時間じゃもう飲みたいんでしょ?」
自分「もうなんでもいいよ・・・でも○○さん飲めないじゃん、あ、でもそんな飲むほうじゃないしね?」
彼女「うん、車だし、本当にそんなに飲めないもん」
というわけで、飲まない彼女と一緒に居酒屋で2時間ほど話込んでました。
夕方からずっと話っぱなしなのに話題も尽きる事無く、私が酒が入ってる事もあって、ちょっとした仕事の愚痴や将来の不安など弱い部分を見せていても、やさしく話を聞いてくれていました。
時計も12時を回り
自分「あれ?ごめん随分遅くなっちゃった・・・帰り大丈夫?」って言うと
彼女「飲んでないし、全然平気~」
酔い冷ましに繁華街をもう少し散歩しながら
自分「酒は飲んでないけど、帰りに1時間ちょっとかかるんでしょ?大変じゃん、まだ話もしたいから一緒にいない?」って聞くと
彼女「うーん、そうだね~あれ?ホテルは?まだ決めてないでしょ?」
自分「そうだった!んじゃホテル空いてたら?」
彼女「あ、そしたら私も飲む~まだ話足りないもんね」って
近くのホテルでツインを聞いたら部屋は空いていてチェックイン。
コンビニでビール、焼酎、つまみを買い込み、彼女とホテルに入りました。
やましい気持ちが無いといったら嘘ですが、楽しく飲んで話できるだけでも・・・と思っていたのも本当です。
彼女「仕事疲れでしょ?シャワー先にどうぞ」
ち・ちょっとシャワーしちゃったら・・・って思いながらも、とりあえずシャワーを私が出ると彼女が私もってシャワー・・・
さっぱりしたところでやっと乾杯。彼女もお酒が入り、さっきよりもっと突っ込んだ話や、また愚痴を聞きあったりしていました。
昔からそんなに飲めないはずの彼女がけっこうな量を飲んでいる・・・
彼女「あは~なんだか私、すごく飲んでる~ちょっと酔っ払い~」
私も居酒屋からの飲み続けで、けっこう酔っ払いに・・
仕事の愚痴でついつい涙がこぼれて彼女に話をしてると彼女が急に抱きついてきました。反射的に抱き締めかえす私・・・
彼女「大丈夫・・頑張って・・。○○君の事ならなんでもわかるよ・・・でもね・・・今日は楽しもう・・・」
その言葉にもう今まで彼女に対して抑えていた理性が・・・