前編は以下のとおり
キャンペーンガールの女子大生とセックス
キャンペーンガールの女子大生とセックス 続編
キャンペーンガールの女子大生とセックス 続続編
キャンペーンガールの女子大生とセックス 続3編
キャンペーンガールの女子大生とセックス 続4編
キャンペーンガールの女子大生とセックス 続5編
総務の女子社員
総務の女子社員 続編
総務の女子社員 続続編

ある日のこと、昼休みから戻るとメールが届いていた。それは、毎年恒例のスキー・スノーボード社員旅行のお知らせだった。
スキーが大好きな私は、毎年欠かさず参加している社員旅行の時期がやってきた。私にとっては大イベントの一つで、冬一番の楽しみといっていいほどだ。
毎年1月下旬に行くのだが、早めに宿泊ホテルや参加人数の確認が必要なため、9月下旬にメールが届く。もちろん二つ返事で「参加します」と返信した。
しかも、今回の宿泊ホテルは近年同じだったが、今までに泊まったことのない初ホテル。
サイトを見ると高級ではないにしても、それなりに良さそうで、しっかり大浴場も完備されているのにはうれしかったし、写真で見る限りでは十分いい感じだった。
数日後、社員旅行のお知らせメールには、私を含む20名ほどの参加者が記載されているが、これまた毎年ほとんど一緒。
ただの温泉旅行ではなくスキー・スノーボードなので、どうしても参加者は固定され、いつもの顔合わせで新鮮さがないのが難点だ。
しかしメールをよく読むと、参加者一覧の一番下にS川さんの名前があるではないか。(初参加)と名前の後ろにカッコ書きで記されている。
おそらく毎年必ず参加する、隣に座る温泉命のA森さんに誘われたのだろうとすぐに思った。
このS川さんは経理に所属する20代半ばで、男性社員からは圧倒的な人気があり、個人的な好みうんぬんは抜きにして、男女問わず誰が見ても美人と言うだろう。
以前N美さんも『化粧品のCMに出てきそう』なんてことを飲みながら言っていた。もちろん私も文句なしの、職場内ではトップクラスだと思っている。
目元は彫りの深いはっきりした顔立ちに鼻が高く、色白でスラっと細身で長い脚のスタイルは、どこか日本人離れをしているように思える。
さらに、背中までの軽くウェーブのかかった髪は、上品で見栄えが良い。
わかりにくい例えで申し訳ないが、シーザードレッシングのような女性だ。
そんなS川さんは、誰もが知っているお嬢様学校卒業で一見真面目で硬そうなイメージを持たれることが多いが、実はまったくの正反対、あっけらかんとした明るい性格でN美さんと非常に仲が良く、年にほんの数回だが三人で飲みに行くこともある。
いつも男性社員からは、S川さんと飲みに行くことに対して羨ましがられ「一緒に連れてって」とせがまれるほどだ。
参加を知った私はさっそく経理へ顔を出しに行ってみることに。
経理はちょうどN美さんの真後ろにあるので、総務と経理で仲良くおしゃべりしているのが私からよく見える。
「どうもー、今メール見たんだけど、S川さんも参加するんだ」
「そうなんです、A森さんが毎年すごく楽しいって言うので、今回は行ってみようと思って。スキー・スノーボードはほとんどやったことないですけど…」
「いいのよ、わたしだってほとんどしないんだから。雪を見ながら温泉入って、ゆっくりしたっていいんだから」S川さんを誘った隣に座るA森さんがデータ入力の作業を止めて言った。
このA森さんは、60歳近いアルバイト女性。デスクが経理にあるだけで、データ入力以外にも掃除や電話番などの雑用をしているので、取り分け経理専門というわけでもない。
明るく社交的で話が面白く、若作りをしているせいか、実年齢よりもかなり若く見える。
私の部署と経理はそれといって関わりがないが、隣の総務にN美さんがいるせいか不思議と仲が良い。さらにA森さんは、旅行のお土産のお菓子を「皆さんでどうぞ」と親切に持ってきてくれるほどだ。
「雪を見ながらの温泉って気持ちいいですよね。滑らないで温泉だけでも楽しめそうです」
「言えてる言えてる、雪を見ながらってところがいいんだよね。適当に滑るの止めて部屋でゴロゴロしててもいいんだよ」
「そうよ、早めにあがって温泉行きましょう。ね、温泉温泉。ホント温泉って気持ちいいのよねー」
「だってA森さん、いつも温泉ばかりで全然滑らないじゃないですか」
「温泉とおいしいお酒があれば、それだけでもう十分よ」
3人は仕事そっちのけで、しばらく温泉話に会話が弾んだ。
A森さんは根っからの温泉好きで、スキーは上級レベルなのに二の次だ。
* *
ついに待ちに待った社員旅行の日がやってきた。(次回へ続く)
(投稿者 カベルネ・大助)