私の初恋は15才でした。塾の英語の先生で23才の大学生。
好きで好きで、でも気持ちを伝えられないまま、どうすれば良いか分からないまま高校に進学して、
もうその先生との接点が無くなって、それからの私は、先生だったら、こういう時どうするだろう?どう考えるだろう?
先生のような人になりたい釣り合うような大人になりたい。私が、もっと大人になってもっと良い女になれたら、先生は私を見てくれるかな?
そう思って過ごしてました。
しかし、気持ちを伝えられない相手を思って一生独り者なのは嫌なので、いろんな男性ともお付き合いはして来ました。
そして、私が20才の頃、アルバイト先で知り合った人と恋愛をして、
「私はこの人と結婚するかも知れない。」そう本気で思えたので、真剣に交際を始める前に、先生の事を今でも誰より好きなのか自分の気持ちを確かめようと思い勇気を出して、先生に会ってもらいました。
先生はとても優しく相変わらずの男前で、車のドアは開けてくれるし、何もかも素敵でした。
その日は一日中デートを楽しみました。
先生は私の気持ちに気付いてたのかも知れません。
その日、結局私は自分の気持ちを伝える事は、拒絶されるのが恐くて出来ませんでした。
でも、私の永年の恋心は、少し満足できました。本当は、抱いて欲しかったのですが、それは伝えられず、今でも少し残念です。
それと同時に、相変わらず惚れ惚れする男振りで有ったのですが、あまりに長い片思いで、私の中で先生の事を理想化し過ぎて神格視していたような感も有り、その事に気付いて現実との差に、残念なようで有り、同時に何故だかホッとしました。
その後、アルバイト先で知り合った彼と真面目に付き合う事にし、その彼と初めてHした時の事は今でも忘れられない良い想い出です。
リゾートホテルのスイートルームを私の誕生日に取ってくれて、ホントにその時は彼のドキドキが伝わって来て私もすごくドキドキしました。
愛してる人とのHは一味違いました。
そして3年後に結婚、でも今でも、その先生の事を思うと胸が痛くなります。
あの時勇気を出して「抱いて欲しい」と言えば良かったかなーとか。
ダンナさんの事はもちろん愛してるので、これは内緒の恋心です。