中3年の時にすごく仲の良い女の子がいたんだ。
毎朝くだらないことで追いかけたり追いかけ回されたり、授業中急に「手ぇ貸して」と言われ手を貸したら授業中ずっと手を握られ続けたり、
くすぐりに弱いのを知っていて「我慢してね」と言って授業中に膝をくすぐってきたり、
と周りで見ていたクラスメイトからは「イチャイチャするのはいいけど毎日は勘弁してくれ」とまで言われていたんだけど、付き合ってはいなかったんだ。
そんなある日、学校帰りに急に「ねぇ、ちゃんと付き合ってくれないかな?」って泣きそうな顔で言ってきたから、
「それは全然、というか俺の方から言おうと思ってたんだけどな」と返事をすると泣きながら抱きついてきた。
泣いている彼女をなだめながら話を聞いてみると、付き合ってもらえるとは思わなかったから必死だったんだと言われ、その時はなんて純粋な子なんだと思って、すごく愛おしく感じてたんだ。
特にキスとかHとか特別な事は何もなく付き合い初めて1週間ほど経った頃、急に彼女(仮称:ユリ)から避けられるように。
俺(仮称:イチ)ユリに何かしたのかな?って最初はお気楽に考えていたんだけど、2週間経っても3週間経ってもユリに変化はなく、むしろ日が経てば経つほど無視されるようになった。
ユリの仲の良い友達に原因を知らないかと聞いて回ったけど、逆に「何かエロい事したんでしょ?」と言われるだけで、理由はわからないようだった。
その後何の進展もなく1ヶ月ほどが過ぎた頃、悩んでいる俺に親友(仮称:サトル)がなんで無視してるのか聞いてやるよと提案をしてきた。
サトルもユリとは仲が良かったし、俺もサトルなら信頼できるからとその提案をのんで、次の日曜日に実行しようって事になった。
問題はどこに呼び出すかだけど、「ユリはサトルの家に来たこともあるしサトルの家でいいじゃん。すぐ下の階にはタクヤ(友達)の家もあるから俺はそこで待ってるよ」 などと日曜日の作戦を毎日のように話し合った。
まぁ当然の如く次の日曜までの間にユリと話はできなかったけど、それでも日曜日には解決するかもしれないというだけで、すごく穏やかな気持ちになれていたと思う。
それで当日、俺は何を話しているのか聞けるようにタクヤとタクヤの家のベランダに出てユリがくるのを待ち、サトルは話が俺たちに聞こえるように窓を開けてユリがくるのを待った。
しばらくするとかすかにチャイムのような音が聞こえてきて、その後ユリの明るい笑い声が聞こえてきた。
ユリの笑い声が聞けて嬉しかったけど、俺に向けられたものじゃないんだと思うと少し悲しかったが、今は仕方がないと話し声に集中することにした。
サトルは回りくどい言い方が苦手な奴だったから単刀直入に聞くんだろうなってタクヤと話していたら、「なぁユリ、なんでイチの事シカトしてんだ?」ってサトルの声が聞こえてきた。
あいつらしいなと思いつつも、もう答えが出てしまうと思うと怖くなり、黙って俺とタクヤは話し声に集中することにしたんだ。
「え?…イチから聞いたの?」とユリの声が聞こえて、しばらく黙っていると
「あぁ。なにがあったのか知らないけど、1ヶ月もシカトすることねぇじゃん。あいつマジで凹んでるんだぞ」とサトルは今まで俺がどんなに必死だったのかを話し始めた。
ユリはずっと黙ってサトルの話を聞いてたんだけど急に「もういい」と言ってサトルの話を止めた。
一瞬サトルは黙ったけどすぐに「よくねぇよ、お前どれだけあいつを苦しめれば気がすむんだよ」とサトルが言ったのだが、言い終わるのと同時くらいに小さく「…がないじゃん」とユリの声が聞こえた。
ん?なんて言った??なんてタクヤと話していたら、ユリの声がハッキリと聞こえてきた。
「しょうがないじゃん!サトルが彼女と別れたせいだよ!頑張って諦めてイチの事好きになって付き合ったのに、なんで別れるのよ。別れたりするからサトルの事が気になって気になって仕方がなくて…そんな気持ちのままイチの前にいけるわけないじゃん!」と。
信じたくないけど、そうユリは俺とタクヤに聞こえるくらいハッキリと言ったんだ。
一瞬訳がわからなくなると同時に吐き気を催して、タクヤにトイレを借りた。
頭の中では「なんで、どうして、いつから」とずっと考えてみるけど、答えなんか出るわけもなく、気持ちが落ち着くまでトイレでじっとしていた。
少し気持ちが落ち着いたのでベランダに戻ろうとすると、タクヤが笑いながらゲームをしようぜって俺を部屋に誘導しようとしてきた。
あまりの不自然さに気付きはしたものの、それが何を意味しているのかわからずタクヤの制止をふりきって、本当の事が聞きたいからと無理矢理ベランダに戻った。
戻ってみると、さっきとは比べものにならないくらい静かだった。もうユリの声は聞こえず、時折通る車の音くらいしか聞こえなかった。
もう帰ったのかなと思って「サトル!」と呼ぼうとしたそのとき「あっ…」と微かにユリの声が聞こえた。
「なんだまだいるじゃん」とタクヤの方を見てみると暗い表情をしている。
もう聞かない方がいいよとタクヤは言っているけど「なんでだよ、まだユリはサトルのところにいるし…」と言ってベランダにいたら、サトルの家からピチャピチャと何かを舐めるような音と、微かにユリの喘ぎ声が聞こえてきた。
しばらくは小さかった2人の声も時間が経つにつれて、
「あぁ、サトル。いい…もっと~」とサトルを求めるユリの声や
「イチ、ごめん!!」「ほら、イチに聞こえるようにもっと喘げよ。」などサトルの声が絶え間なく聞こえるようになってきた。
俺は悲しさと怒りで気がおかしくなりそうになっていたのに、ユリの喘ぎ声に興奮してしまっていた。
(あとでタクヤから聞いた話だと、ヤリ始める前にサトルはユリに、俺が聞いていることを話してしまっていたそうです。)
長い間我慢していたけれど、我慢できなくなって俺とタクヤは一緒にサトルの家に行き、チャイムを必死に押しまくった。
すると中から「空いてるから入れよ」とサトルの声が聞こえたので急いで中に入ると、立ちバックでサトルに突かれてよがっているユリの顔がこちらを向いていた。
「いや、見ないでイチ。お願い」と言いながらも、サトルに突かれてあそこからはいやらしい液が足をつたってたれまくっていた。
その光景を見てタクヤはすぐに玄関を出て行ったが、俺はユリがよがる姿を目の前にしてその場に呆然と立ち尽くしてしまった。
ユリが「ごめんね、イチ。ごめんね」と謝りながらもサトルのものに突かれて喜んでいるのがよく分かった。
ユリの足下は汗と愛液で小さい水たまりのようなものができていて、2人とも俺がいても一向にやめようとしない。
むしろ「イチ見てみろよ、ユリの喘ぐ姿を。もっと見てやれよ」と俺に見られて興奮しているようだった。
ユリはもう我慢できなくなったのかその場に崩れたが、サトルは突くのをやめることはなく、グチャグチャと音を立てながらユリを激しく責め立て続けた。
ユリの胸はAくらいで小さいけれど乳首は少し大きめで、サトルに乳首をいじられる度に喘ぎ悶えている。
そんなユリは俺の顔をみて、興奮していると分かると「イチ、気持ちいいの。もう無理、イチ。あたしイク…」と小さく声を出したあと、ユリは大きく仰け反り絶頂を迎えたようだった。
ちなみに、そのあとは、ユリは泣きながら気まずそうに家に帰っていきました。
もちろん俺はユリに別れようって言って、ユリもそれを納得してからです。
残った俺とサトルは、サトルの家で大喧嘩してました。
喧嘩したあとで、なんでこんな事になったのか理由を聞きましたけど、すぐには納得できなかったですね。
サトルが言うのには、サトルが付き合っていた子が俺を好きになっちゃったから別れたいと言われたらしく俺に嫉妬していたそうです。
それで、ユリには何度か告白(中一の時から何度か)されていた事と、俺とユリが揉めている事を知って今回のような事をしたと言っていました。