前編は以下のとおり
妻と息子の家庭教師
妻と息子の家庭教師 続編
妻と息子の家庭教師 続続編

普通、たとえやりたい盛りとはいえ、年上の人妻に、そうも簡単にモーションかけられるでしょうか? 私も、昔家庭教師や塾講師などやっていて、きれいな母親にも当たりましたし、やりたいとも思いました。
でも、現実問題、実際にデートに誘うとか、手を出すなんて、生徒や旦那との関係や社会通念上を考えればできないものです。気が咎めるもというものがありませんか?
だが、彼は違うんです。もちろん、そうしやすい環境を私が作っているせいもあるのでしょうが、仮に私の陰ながらのアシストがなくても、彼は妻のアドレスを聞き出し、メールを重ねていき、ついにはデートに引っ張り出せたと思います。
何の遠慮もなく、家庭教師とか母親とか関係なく、気に入った女を口説いているのです。空恐ろしい奴です。皆さんもそう思いませんか?
草食系なんて言葉の真逆の男です。私の見込んだ男でしたが、見込み以上でした。もう、今さら彼を首にもできません。こうなることを望んでやってるわけですから、自業自得です。なんとも言えない絶望感でした。
それでいて、どうにも彼は憎めない奴です。妻が惚れるのも無理はない。正直、私も彼を買っているというか、好意を持ってます。(ホモじゃないですよ)
風体も立派ですが、堂々とした物腰、礼儀正しさ、話し方に信念があります。就職活動は商社狙いなんて言ってましたが、なるほど、似あってます。
うちも、そこそこの規模の会社で新入社員、特に営業部門には優秀で押しの強い人間が入ってきますが、彼なら入社すぐ、将来の幹部候補と目されそうです。そういう、有望な青年は好きです。
話がそれました。車は盲点だったなと思いつつ、その次の家庭教師の時には私も早く帰り、また一緒に飲むことにしました。
授業後、妻が「はい、少し早いけど誕生日おめでとう。私が選んだのよ」とニヤニヤ笑いながらヘタな演技でネクタイを渡します。
彼の「え、マジっすか。いや、申し訳ないですよ」とこちらは演技としては上々です。
そして乾杯。妻には「お前は飲んじゃ駄目だよ。こっちが付き合わすんだから、お前が車で送ってやれ」と命令。妻は「えー、私も飲みたい」。
彼も「いえ、電車で帰りますから大丈夫です」と固辞しましたが、「俺が付き合わすんだからいいんだ。うちから駅まで近くないし、タクシー代かからなくていい」とひと押し。
「そうね」「ではお言葉に甘えます」と二人もあっさり了承。もう少し抵抗してほしかった。飲ませて、妻に送らせて、送ってまっすぐ帰るには30分ほど遅く妻は帰ってきました。
翌朝、レコーダーを回収です。飲んでた時は全く違ったトーンの二人の会話が入ってます。直線では妻と彼が手を握っているようです。
そして、また次のデートの約束を取り付けていました。
そのデートの次の授業のとき、妻が車で送ったときのレコーダーの声が、はじめに書いたキスのものでした。
デート直後、何度か妻の携帯を見ましたが、話題が盛り上がっていません
それどころか、彼が「今日も楽しかったね。彩さんはどうだった?」とメールしているのに、妻は返事していませんでした。
それどころか、その後も数回彼からメールがあっても無視。彼が「怒ってるの?もうやめたいの?でも、明日の授業は予定通りいくからね」と送っているのが最後でした。
何かあったなと思っていはいたのですが・・・
録音の時間的には、授業後夕飯を食べてすぐに彼を送っています。
ドアが開くあたりから録音が始まり、車が発進してすぐ、彼が問いかけました。
彼 「どうして返事くれなかったの?キスしたの、後悔してるの?」
いきなり衝撃でした。
妻 「後悔じゃないけど、反省というか、ずっと考えて、気持ちを整理してた」
彼 「あのときは、彩さんも俺にしがみついて、舌を受け入れてたじゃないか」
妻 「だって、あれはいきなりだったし」
その後のやり取りで、どうやら、映画を見た後に二人でカラオケボックスに入店。そこで彼がおもむろに妻の唇を奪ったようだと推察できました。
彼のうちに着いたようですが、「あそこのコインパーキングに」と駐車して話が続きます。
彼 「俺のこと嫌いになった?」
妻 「嫌いじゃないけど、元の友達くらいに戻れないかな?」
彼 「俺はやだ。彩さんのこと好きだから付き合いたい。大丈夫だよ、絶対誰にもばれないようにするから」
そうして、また彼が妻に無理やりキスをしているようでした。妻は最初こそ「ん、ん、ダメぇ」と抵抗していましたが、次第に「ぅん、うぅ・・・」と受け入れ、3分近く舌を絡め合っている音がしました。
彼 「部屋、きなよ。彩子のこと抱きたい」
妻 「ダメ・・・ょ」
彼 「俺のこと好きじゃないの?前、言ってくれたじゃん」
妻 「「○○君のこと好きよ。でも、まだできない」
ここでまた軽くキスをする音。
彼 「もう一度言ってごらん」
妻 「好き。○○君、好き」
そうして、再び二人の長いキスの音が続きました。
今度はキスだけではありません。妻の「ぁあ、ぅぅん」といった喘ぎ声や、「胸はダメだってば」「そこはまだ」といいようにまさぐられているようです。30分以上、妻と彼が舌を貪り合う音が続きました。
妻が「だから、胸はダメ」「そこもダメなんだってば・・・」と言っているあたりから、それ以上は許していないようですが。
音だけですので雰囲気から察するだけですが、時折唇を離した後に、「○○君・・・」と妻の方からキスを求めているような場面もありました。
彼は妻を「彩子、彩子」と呼び捨てにし、妻も「○○君、○○君」と同年代の彼氏のようです。
前後の流れから、していないのはわかるのですが、この声だけ聞くと、すでに妻が彼を受け入れ絡み合っているように思えてしまいます。
そして、やっと妻から「ユウキ一人で家に残してるから、もう帰らないと」と言葉が出て、彼も「わかった」と、とりあえず離れたようでした。
彼 「俺は彩子が好きだし彩子が欲しい。意味わかるよね?」
妻 「わかるけど・・・。年上の人妻とかそういうのが好きで、やりたいだけなんじゃないの?」
彼 「彩子だから好きなんだ。それにね、やりたいだけっていうのは違う。でも、俺は男だから、男としての愛し方しかできない。だから彩子が欲しい。わかるよね?」
妻 「・・・」
うまいものです。「やりたいだけなんでしょう?」などという、一番答えづらい、核心を突く女の攻撃をうまくかわしつつ、認めさせてしまいました。正直、こういう言い方があるのかと感心しました。
彼 「彩子だって俺のこと好きでしょう?キスしたい、抱き合いたい、抱きたいって自然なきもちでしょう?」
妻 「うん・・・。私も○○君のこと好きだよ。でもね。まだ待ってほしいの。すぐには嫌なの」
彼 「わかってる。ゆっくりでいいよ。一歩ずつ進んでいこう。でも俺は男だから、いつも彩子を欲しがるけど、彩子は自分の中で気持ちが決まったら抱かれてほしい」
妻 「うん。ありがとう」
何がありがとうなんだかわかりませんが、少なくとも、二人の間ではお互い好きだという気持がハッキリしていて、いずれやることも確定のようです。
そして、彼が車から降り、出庫作業。お互い「おやすみ」を言い合って車が発進しました。
車の中で、妻は「うん、うん」と一人で何かに答えていたり、時折「フフ、ウフフ」と含み笑いのような声をもらしています。 声のトーンから、そうとう浮足立ってるなと感じました。
それから1週間。前回の授業は木曜だったのですが、それまでにメールの内容からもデートなどはしていないようです。 木曜の夜も同じように車で送って、コインパーキングでいちゃついています。