響子ちゃんと知り合ったのは高校生の時でした。 

当時僕が通っていた学習塾に、大学生のアルバイトとして入っていたのが響子ちゃんだったのです。 

彼女はとても男子生徒に人気がありました。

顔は狸みたいであまり可愛くありませんでしたが、とにかく愛嬌がありいつもにこにこしていたからです。 

また、アニメ声かつ北国出身独特の訛りが出るその喋り方は、男の心を大変揺さぶりました。

それを指摘すると、真っ白な肌が照れて桃色に染まるのも大変可愛らしかったものです。 

繰り返すようですが、顔立ちはそんなによくありません。

芸能人でいうと、フジテレビの松村アナウンサーを少し崩した感じでしょうか。

とにかく決して美人ではありませんでした。 

ですが、身体つきは大変いやらしいものでした。 

170cm弱の高い身長とスーツの上からでもわかる胸のふくらみ、そして全体的に本当にちょうどいい量で肉が付いた柔らかそうな稜線。

男の妄想を膨らませるには最高の身体でした。 

そして前述したような性格も作用して、男子生徒たちには絶好の性のはけ口となったのです。

当時の生徒の半数は彼女をおかずにしたことがあるのではないでしょうか。

僕はそんな響子ちゃんに一目ぼれして、熱心にアタックしました。 

その甲斐あって、なんとメアドを交換し、友達になることができたのです。 

当時の周りの生徒たちからの嫉妬と羨望はすさまじいものがありました、そんなことが出来たのは僕だけだからです。 

しかし、結局その恋は実りませんでした。

彼女には彼氏がいたからです。 

その事実を知った僕は、友人関係が破たんするのを恐れて告白をすることすらできなくなりました。

友達としているだけでも十分幸せだったのです。 

そうして、僕と響子ちゃんはそれなりに仲の良い友達になりました。 

僕は彼女とは違う大学に進学しましたが、その後も月に1度くらいのペースで遊ぶようになりました。

そんな関係のまま4年が経ちました。 

彼女は大学院に進学し、僕は4年生になりました。 

そんなある日のこと、彼女が僕にある提案をしてきました。 

「〇〇君って8月の後半暇?」 

「え、何で?」 

突然の彼女からの質問にかなりドキドキです。 

「あのね、私が学生時代代表してたサークルで合宿があるんだけど、今年は外部の人を招いて討論会をしようってなったんだって。それで先輩も知り合い誘って参加してくださいって言われたの。」 

「俺でいいの?」 

「いいよ、ていうか○○君こういうの好きそうだから最適だよ」 

そのサークルとは哲学系の真面目なサークルだそうです。

僕は実はそういうのに結構詳しく、彼女には一目置かれていたのでした。 

そんなこんなんで参加が決まりました。 

響子ちゃんとどこかに泊まり込みでいくなんてことは初めての経験です。 

当日の朝、僕はとんでもない緊張と期待に包まれていました。

合宿の場所は軽井沢の大学が持っているという宿舎でした。普段は人が溢れてるそうですが、奇跡的にその期間は我々以外の宿泊客はおりませんでした。 

そのサークルのメンバーはいかにも真面目そうな学生といった印象で、正直ちょっとだけ嫌悪感を抱きました。 

響子ちゃんがこんな男たちとつるんでたなんて。

しかし、その事実は同時に安心感を与えました。

やっぱり彼女は真面目な良い子だったのです。 

OBとして張り切っている響子ちゃんはとても輝いて見えました。 

一生懸命後輩たちに指示を出している姿は、普段の天然なキャラとは違った魅力を発揮しています。 

そして、そんな彼女たちをサークルの男たちは羨望のまなざしで見つめていました。 

僕は優越感を感じていました。

この中で彼女と一番仲がいいのはおそらく自分だからです。 

皆の憧れの女性と仲がいいという事実が男に与える優越感は、素晴らしいものがあります。 

僕は内心ほくそえんでいました。 

しかし、それを打ち砕くとんでもない事件が起きるのです。

初日の討論会は無事終わりました。 

僕はそれなりに活躍できたのではないでしょうか。ある程度満足していました。 

そしてこれといったイベントもなく、深夜になりました。 

明日も朝が早いということで、男子、女子に分かれ就寝の時間です。 

まさか、大学生がこんなすぐ寝るとは思いませんでしたがそこは真面目系学生たち、お酒の力も助けになり、次々と寝息を立てはじめていくではありませんか。 

僕は正直眠れませんでした。今日の反省や色々な出来事を思い出し、少し興奮状態にあったのかもしれません。 

仕方がないので煙草を吸いに外に出ました。 

喫煙所は宿舎の外、しかも我々が泊まってるところとは反対側のサイドにあり、正直夜一人で利用するのは多少の怖さもありましたが、まぁそういうことにはあまり恐怖を感じない性格なので大丈夫です。

暫く煙草を吸いながらぼぉっとしていると、人の話し声と歩いてくる音がしました。 

誰かが喫煙所に来たのかと思い身構えましたが、誰も来ません。 

しかし足音は近づいてきます。 

どうやら、建物内にその足音としゃべり声の主はいるようです。

田舎の夜は音が良く響くため、外にいてもその音が聞こえるのです。 

今日、この宿舎を利用しているのは反対側の建物にいる我々だけのはず。 

管理人も現代表に鍵を預けて帰ったし、誰もいるはずがありません。 

正直ちょっと怖くなりました。 

幽霊よりも、何かの怪しい集団かも知れないと思ったのです。 

僕は喫煙所の側の茂みに隠れました。 

息を殺していると、足音はどんどん近づいてきます。 

そして、その茂みから一番近い窓の部屋の中で止まりました。 

「この部屋で良いですかね」 

「うん、ここなら向こうから見えないし、声も聞こえないよ」 

聞き覚えのある男女の声、なんと響子ちゃんと代表ではありませんか。 

思わず声が出そうになります。 

部屋の電気が付きました。 

僕はこっそり眺めました。

確かにそこには代表と響子ちゃんがいます。 

ですが、他にも男が何人かいました。

今日紹介された新入生1人と、3年生2人です。 

一体何をするというのでしょうか。 

代表がカーテンを閉めました。

僕はそっと窓のすぐ下にまでいき、カーテンの隙間から中を覗くことにします。 

部屋は和室とキッチンのつくりですが。

和室部分に全員集まっていました。

代表が喋り出します。 

「響子先輩が来てくれるなんて最高ですよ。」 

「暇だったからね」 

「あの男の人は何なんですか」 

「友達だよ。皆と気が合うかなぁと思って」 

「確かに良い人ですね。仲良くできそうです」 

嬉しいことを言ってくれるじゃありませんか。 

「で、ヤッたんですか?」 

「えーしてないよー、そういう子じゃないもん」 

「ですよねぇ、今日見てわかりました」 

何の事でしょう。 

「まぁとにかく先輩とまたこうしてヤレるなんて、最高ですよ。おい、〇〇お前も響子先輩が童貞奪ってくれるなんて本当についてるぞ」 

「は、はい。光栄です」 

なんということでしょう。

流石に鈍い僕もこれはわかります。

どうやら彼らはこれからセックスを始めるそうなのです。

しかも男4人に対して女は響子ちゃん1人で。 

全く現実味のない出来事に僕は呆けてしまいました。

話してる内容に比べて、その絵面がとてもマッチしてなかったからです。 

代表はメガネのヲタク系男子だし、3年生もまぁ少し垢抜けてはいましたが真面目そうな雰囲気のある二人組ですし、1年生もいかにも女性に慣れてないと言った感じなのですから。 

なにより、響子ちゃんがまずこの世界観にあまりに合いません。

しかし、結果として乱交は始まりました。 

まず手始めに代表と響子ちゃんが烈しいセックスを開始しました。 

全裸にさせられ身体を舐めまわされた時の彼女の顔と声は、普段の明るくあどけない彼女とは違い、完全に雌のそれとなっています。 

僕はそのあたりから終始右手が止まりませんでした。 

二人はむさぼるようなキスを交わしながら正常位で交わっていましたが、段々と腰の動きが早くなったかと思うと響子ちゃんの中で代表は果てました。 

「もぉ~早いよぉ」 

「すみません、気持ちよすぎて・・・」 

「次!」 

響子ちゃんがそうよぶと、3年生の片方が全裸になって彼女の身体にむしゃぶりつきました。 

そうやって半永久的にその宴は続きました。 

途中からは1対1ではなく、全員交えての大乱交となりました。 

童貞だった1年生は上手く動けなかったため、響子ちゃんが上になり腰を激しく動かします。 

そうして、動きながら彼女は他の3人のペニスを咥え、愛撫しているのです。 

AVでしか見たことが無いような光景です。 

1年生は一瞬で逝ってしまいました。しかし、彼女はペニスを抜きません。 

そうしているとまた固くなってきたのか、彼女は動きを再開しました。 

そんなような異常なことが続いて行きます。

どうやら彼女はピルを飲んでいるらしく、皆基本的には中出しでした。 

しかし、途中からどんどん彼女の身体にかけるようになっていきました。 

ピンクに染まった響子ちゃんの身体はどんどん白く汚されていきます。 

また彼女は途中からどんどん声が大きくなっていきました。 

「イグイグ」 

もう方言全開です。

正直それは全く可愛くなく、ただ汚らしい印象を与えました。 

結局一人平均3回、全員で11回ほど射精したようです。 

響子ちゃんもその間に3回ほど絶頂を迎えていました。 

そして僕も2回いってしまいました。 

彼女の身体は精子でドロドロに光っています。 

「シャワー浴びなきゃ」 

そういうと響子ちゃんはシャワールームに消えていきました。

長い夜が終り、朝が来ました。 

「おはよー!よく眠れた?」 

そう僕に屈託なく聞いてくる響子ちゃんは、とても昨夜の喘ぎ狂った女性と同一人物には見えません。

後でそのサークルの女子を酔わせて聞き出したのですが。

どうやら彼女は有名な存在のようです。 

あのサークルの30人ほどいた男子の7割は彼女と経験があるとのことでした。

その後も僕は彼女と月1で会い続けています。