高校3年生の体育祭の時のこと。
応援団は10クラスあるうち、隣通しのクラスが1チームにまとまって5チームに分かれていた。
みんなで振付を考えたり、衣装もデザインからみんなで考えてみんなで作ったりしていた。
夕方から夜にかけて、振り付けなどの練習で集まったりしてたし、高校最後の体育祭だし、力も入ってたし盛り上がっていた。
私はその当時、応援団長をやっていた山田(仮)と付き合ってたんだけど、束縛きつくってちょっとうざいな~って感じだった。
で、その体育祭では男子が3段タワーを成功させたのもあって、応援合戦で優勝することができた。
その日の打ち上げはもう大盛り上がりで、すっかりはじけちゃって、
気付いたらもうお店で飲めるところがない時間になってて、でもまだみんなでいたくて公園でしゃべりながら酔いを醒ましていた。
人数も少なくなってきて、男子4人女子2人くらいになったところで、家が近所のひで(仮)が「さみーし、うちくんべ」と呼んでくれた。
眠いし、寒いしであげてもらって、女の子二人がベッドを貸してもらって、山田含む男4人は雑魚寝してた。
明け方、なんか、ふっと眼が覚めたらひでが目の前にいた。
ひではかっこいいわけではないけど、すごく面白くて服のセンスとかがいいから、雰囲気モテしてる男子。
当時私はバンド少女でイカ天とかの時代、相原ゆうに似てるって言われてたからゆう(笑)で。
「ゆうちゃん、寝顔、超可愛いよ~。キスしちゃっていい?!」
他の子寝てるけどいるし、っつか、彼氏もいるしで、
「ひで、何言ってんの!みんな、起きちゃうよ!」って小声で言うと、
「実はさっきしちゃった。くちびる、超やわらかかった」
とか言われて、顔真っ赤になっちゃった。
「もう、れみちゃん(仮)に怒られちゃうよ!」って彼女の名前出しても、
「もう振られちゃうからいいんだも~ん」とかふざけてて。
それからも、「ゆうちゃん超可愛い」ばっかり言って、「山ケンやめておれと付き合おう」とか言っては、「やっぱ山ケンうらぎれね~」とか一人で騒いでた。
だから、私もなんかおかしくなっちゃってキスしたこと許しちゃった。
そんな雰囲気だったから友達関係も壊れることなく逆に、それがあってから、ひでは「いつでも遊びにおいで~」って言ってくれて、居心地のいい部屋だったからちょくちょく遊びに行くように。
ってか山田の重圧がうっとおしくなったら逃げるように、ヒデのところに電話して相談しては、今からおいでと言われ、家に遊びに行くようになってた。
ひではすっごく優しくって、話もいっぱい聞いてくれた。
山田とは仲良かったけど、「それは男として許せね~」とか私の代わりに怒ってくれたりして、私はすっかりヒデのことが気になってしまうようになってきてた。
そんなで、また家に行って「もうヤダ、別れたい」って相談してたら、
「別れちゃえ、俺がいるじゃん」って後ろから抱きしめてきた。
ひではなんかいい匂いするし、急に男らしく言うしでどきどきしちゃって、
「どうせ、うらぎれね~って言うくせにwww」
ってふざけてごまかしたつもりが
「そうだけど~wwでも。ゆうちゃん、すっげー可愛いし、あきらめきれねー」
って途中からマジな顔になってじっと見てくるから、つい目をつぶっちゃったらキスされちゃった。
そのキスが、最初フレンチキスみたいにちゅっって感じだったのに、ふわっふわっとくちびるを吸われて初めてキスで感じてしまった。
もう一気にジュンって濡れてしまって、
「やめて、力抜けるww」って顔をそむけたら、
「じゃあ、こんなことしたら?」って胸を揉みだした。
「ちょwwダメだって。イヤ、ヤメテ。」って言っても、
「やめらんねーよ」って激しくなってしまった。
耳を優しくキスしてきたり、首筋を舐めてきたり、胸もただ、激しく揉むのじゃなくて、優しくマッサージするように触ったかと思ったら乳首をつまんだり。
すごく感じてしまって「はあぁ。」って声が漏れちゃった。
「ゆうちゃん、きもちいい?いい?いいよね?」って言われて、つい流されてコクンとうなづいてしまった。
手がトレーナーの下に伸びてきて、直接触った瞬間、感じてしまって「んっ」と声が出てしまった。
「ゆうちゃん、可愛いよ。もっと、可愛いところ見せて」って言われて、全然抵抗できなくて、素直に手を挙げてむしろ服を脱がされるのに協力してしまった。
コンドームをつけるのもスマートで、あっという間に自分も脱いで抱きしめられた。
「きれいだよ」っていっぱい言われて、優しく愛撫されているとものすごく感じてしまって、ふとももに手がかかっただけでまたジュンって濡れてしまうくらいだった。
もう、はやく触って…って時に、クリを舐められて、軽くイッテしまった。
こんなに感じてしまうのは、彼氏に悪いという気持ちのせいに違いないってわかってるんだけど、こんなに気持ちいいえっちは初めてで、やめられなかった。
「ゆうちゃん、いれるよ」って言葉に「はやく」っておねだりまでしちゃって、
ゆっくり挿入されたら、すごく反っていて、気持ちいいところにぴったりあたるから、
「ぁああああ」って自分でもびっくりするくらいなおおきい声が出ちゃった。
「ちょ、親に聞こえる」って口をふさがれたら余計感じちゃって、
「んん~っ」って涙目になってたらキスで口をふさいでくれた。
おこたでしてたから、激しく腰を動かせなかったんだけど、逆にそれが気持ちよくって、自分からひでにしがみついてしまった。
そうしたら、ギュッと締まったみたいで
「それダメ、イク」ってあっという間にイッテしまった。
そのあとも、ヒデも私も彼や彼女と別れるわけでなく、背徳感ゆえにお互い夢中になっているという気はしたけど、ななんども会ってはエッチしちゃってた。
いまだに、ヒデよりキスの上手な人の出会いはなし。
最近、10数年ぶりにヒデと会う機会があって車で送ったけど、私がお酒を飲んでいたらヤバかった。
私が男だったら絶対ラブホに連れ込んでただろうなぁ。逆だったらよかったのにwなんて思いつつ、別れた。