高校2年の夏、彼がドンヨリした声で電話してきて
「オレ、親父の転勤で遠くへいかなきゃならない」って言ったんです。
すぐに彼の家にかけつけたんですが(家は近い)お互い無言でためいきばかり。
そこで思いつめた私は「すぐに戻るから待っててね」と言い残し家に戻り、シャワーをあびて下着も新品に取り替えました。
それまでチューはしてたんですが、それ以上はいけない事のように思っていたので拒んでいたんです。
でも、もう会えないんなら私のすべてを忘れてほしくなかったので発作的にそれ以上をしよう!と思ったのでした。
彼の家に戻って、もう泣きながら
「お願いだから・・」と私の方から服を脱ぎました。
彼は「ありがとう」って言ってチューしてくれました。
初めは泣きながら触りあっていたんですけど、なにしろ二人ともはじめてなので、どこをどうしたらわかりませんでした。
結局その日は本当の意味の「それ以上」の事は出来ずに帰宅しました。
次の日、すっかりヤル気の彼とバイクに乗ってちょっと遠くのラブホへ行って、「それ以上」の事ができました。
ものすごく痛かったんだけど、私はこの人のものになれたんだってすごくうれしかった。涙がとまりませんでした。
でももうすぐ会えなくなっちゃうのでいつまでも一緒にいたかった。行為自体はよく覚えていないんですがお互いが一つになれた事への充実感で一杯でした。
そして、結局彼の父親は単身赴任になり、彼は残りました。
そしてそして、今でも毎日私と一緒にいます。