嫁の妹が、昨日帰ってきたんだよ。
しかも、俺は昨日一日、妹とデートをしましたw
…デートをした理由ですが、嫁と子供たちは、お盆の親戚めぐりということで、嫁の両親とともにお出かけしたのです。
当初は俺も一緒に行く予定でしたが、帰ってきていた妹が家に留守番することになってしまいます。
それでは折角帰ってきていても面白くないということで、急遽おれが妹を遊びに連れていくということになりました。 …嬉しすぎるぜ!!w
「何処に行きたい?」
「んー、どうしようね。何処でもいいんだけど」
既に親戚めぐりに出かけた家族を抜いて、家に居るのは俺と妹のみ。この時、時間は朝の06:00.随分と早い時間に起こされたものだ。
妹は既に着替えていて、ふんわりスカートに、襟元深いキャミソールという服装だ。…胸の谷間、全開w
以前の「暗闇でのフェラ」について確認したいこともあるけど、今はまだ早いかなと思った。出かけてからでも遅くは無いだろう。
キャミソールから覗く谷間をチラチラ見ていたら、気付かれた。
「…見たいの?w」
「(素直に)見たい」
そうだよな?!みんな?!と、何処かの売れないバンドのMCのように、心の叫びとしてガッツポーズw
そんな思いで、「見たい」と素直に答える俺w
「はいはいw…あ!あそこに行きたい!」
…やれやれ。妹のかわし方、読めるようになってきたなw だから安心して暴走することが出来る。完全暴走はさせてくれないだろう。
妹が行きたいと言ったところは、つい最近、敷地を拡大して大型モールを増築した巨大店舗だ。
その巨大店舗は、俺も気になっていた。映画館だの、ブランドのテナントだの、気になる施設の目白押し状態。一度、覗いてみたかったのだ。
「分かった!じゃあ、07:00には出るようにしよう。多分、普通に出ると駐車場に車を停めることが出来なくなるからな」
「うん、私はあとはメイクを整えるくらいかな。兄貴は、着替えたら終わりでしょ?」
「そうだな。じゃあ、時間になったら車の前で」
「了解!」
俺はさっさと準備を終えて、車内を少し掃除した。妹が俺の車に乗り込むのは、かなり久しぶりだ。あのアイスを買いに行った頃以来じゃないかな。
しばらくして、妹登場!スカートもキャミも、白系統でまとめて、シンプルに。足元は涼しげにラメの入ったパール色のミュールでまとめている。メイクも、今日は抑え目だ。
…会うたびに可愛くなるよなぁ、こいつ。
「お待たせ、兄貴w」
「じゃ、向かうか」
車は動き出し、二人して目的地へ。道中、朝ごはんをお互いに食べてないことに気付き、朝食を検討する。
「どうする?俺は食べなくてもいいけど」
「…んー。食べとかないと、お腹すいてから困るしなぁ」
相談の結果、途中のコンビニに寄ること決定。ちょっと車では1時間半くらいの距離を走るので、食べておかないと確かにきついかもね。
…コンビニに着いて、妹を車に残したまま、買い物開始。商品をかごに入れて行ってる時に、コンドームを発見w …念のためだ、念のためw…念のために購入wwww
買い物も済ませて、目的地に向けて再出発! 車内では、買ってきた食品を妹が助手席で拡げ、目をきらきらさせている。
「うわ!ツナとか久しぶりだ!食べていい?」
「好きなの食べろよ。俺の分、ちょっと残しとけよw」
「うんw」
訊くと、最近はコンビニとかでは買い物をしたことが無かったらしい。仕事が忙しいようで、どうしても職場近くでの食事か、食べずに帰宅するかのどっちかのようだ。
そんなはしゃぐ妹が可愛くて、運転しながらついニヤけてしまう。照れ隠しで、信号待ちでタバコに火を点けようとすると、
「兄貴」
妹に振り向くと、開いた口の中に、おにぎりを突っ込まれたw
「?!」
おにぎり突っ込まれて目を白黒しているうちに、信号は青にw
発進させると、慌てている俺を見て、妹が腹を抱えている。どうにか一口を片付けて、おにぎりをやっつけると、妹へ抗議!w
「あほか!危うく運転を間違えるところじゃないか!」
「ごめんごめんw…あー、面白かったw」
妹の笑顔の前では、本気で怒ることなんて出来ない。
朝早く出たおかげか、お盆で混雑はしているものの、割とすんなり目的地に到着した。完全に店舗がオープンするまでは、もう少し時間がある。
駐車場所も、オープン前なので、好きな場所を選びたい放題。
「兄貴、あそこが昼は日陰になりそうだよ」
「でかした!あそこに停めるか」
妹の協力もあって、ベストな位置に停められて、俺も満足。オープンの時間まで、店舗の周りを妹と散策することにした。
「広くなったな!ここ。一日あっても遊びきれるかな?」
「兄貴はどうだろうねw服とか見るのが好きなら、物凄く楽しいと思うよ」
こういうショッピングモールは、正直言って大好きだ。心中、かなりわくわくw
子供みたいにはしゃぐ妹を見ながら、ゆっくりと店舗周囲を散策。
…他の人たちから見たら、恋人同士みたいに見えるんだろうか。などという、お約束的なブルーシンキングをかなぐりすて、タバコに火を点ける。
しかし、巨大な店舗になったもんだ。駐車場の敷地内に、ファミレスがあるというだけで、超巨大。初めて見たぜ、こんな規模の店。
妹と散策すること、しばらく。アナウンスとともに、店舗がオープン。巨大店舗の中へ、いざ出発!
「兄貴!凄いよ、○○○とか、×××とか、ブランドたくさん入ってる!」
「本当だよ、マジで凄いな、ここ!」
中の凄さに圧倒されまくりの俺たち。それを見てテンション高くなった二人で、サルのようにはしゃぎながら店内を走り回るw
その内の何箇所目かのテナントに、二人して釘付け。知らないブランドのテナントなんだけど、物凄くつくりがいい。
「ここ、入ってみるか」
「うん!」
中は、落ち着いた感じの雰囲気で、気取った感じはしない。店内だけでも、合格ラインの出来。
確かに、服の一着一着はいい値段する。でも、落ち着いたデザインの服で、素材もしっかりしている。
女性向けのテナントかと思いきや、メンズも置いてある。かなりの高ポイントだ、この店w
「なぁ、このシャツ、お前に似合うぞ、きっと」
「これ?…かわいい!」
俺が選んだのは、白いサマーニットな上着。背中が大きく開いていて大人の色気があるが、ひらひらしたデザインが、可愛さも強調。妹には、絶対に似合うはずだ。
「試着してみる!」 「そうかw」
…妹ね。物凄くはしゃいでる。それを見れて、俺は凄く幸せモノだと思うよ。
背中が開いている上着を選んだので、試着室へと入る妹。
しばらく店内をウロウロする、変態一人w (次回へ続く)