前編は以下のとおり
初体験がヤンママ

結局、自分は最後までイケずじまいで終わる事に。
彼女も何か申し訳なさそうに自分が満足出来なかったのか
と気遣ってくれました。
そんな感じで彼女が「家に来る?」
なんて言ってくれたので、どうしようかなと・・・。
でも・・・
ヤンキー女+薔薇の刺青+ふたまわり以上上の旦那+自宅訪問=美人局?!
まあ、当時は若かったので美人局なんて発想は無く、
旦那が帰ってきたらやばいじゃんって感じ。
子供が小さいので外食は周囲に迷惑がかかるという事で、
ラブホテル内で出前を頼んでその後彼女宅へ行く事に。
改めて旦那の事を聞いてみると、さすがに40以上のおっさんらしく
糖尿でただいま入院中との事。
どうりで、彼女は自由に外出できるんだなと納得し彼女の自宅へ。
でも、ふたまわり以上下の刺青ありの女の子と結婚できる40overなんて
職業は限られてくるよな・・・。
着いた場所は、自分が子供の頃友達が住んでたボロい団地。
友達が家がボロいからと決して中には入れてくれなかった、
そんな思い出がある、懐かしい団地だった。
(まあ、今ならそれが○○地区の○○団地なんだって判るようになったが。)
部屋に通されて、麦茶をもらって部屋を見渡す。
凄い古めかしい家具と小さな子供がいるとは思えない殺風景な部屋だった。
T「21時になったら旦那が病院からTELしてくるから。」
宣言どうりに21時にTELが鳴る。
子供と一緒に健康ランドでお風呂に入ってたよ、
ってその日の行動をスラスラと説明するT。
女って凄いなあって感心しました。
奥の部屋に神棚?祭壇?があり、額縁に入った白黒の眼鏡オヤジの写真が。
あれが旦那?お父さん?なのかなあって思いながら
彼女の旦那との会話を聞いていました。
でも、今なら判ります。
あの写真は○○先生ですよね。○○学会ってやつですね。
電話も終わって子供達も寝かせつけた所で、
彼女から今日泊ってけばとのお誘い。
明日は月曜日で会社もあったけど、なんとしても射精までいきたかったので
翌早朝に帰る事にして彼女がひいてくれたくれた旦那用の布団へ。
色々話しているうちに彼女からそっちの布団に入っていい?
とか腕枕して欲しいとか急に甘え出す。
中学時代も含めてずっとぶっきらぼうでキツい性格な女だと思っていたので、
なんか凄い意外だった。当然、そのまま再戦という事に・・・。
まあ、SEXの内容はここで報告できるレベルではない
ピストン一辺倒の粗削りなものなので割愛します。
やっぱり自分はイク事が出来ず、
どのタイミングでピストン止めたらいいのかなあなんて考えてたら
彼女が急に小刻みに震えだし、こちらを見つめる瞳からは何故か涙が・・・。
俺 「ごめん、痛かった?」
T 「ううん・・・、何か色々、中学の頃とか昔の事思い出しちゃって・・・。
何故か涙が出てきちゃった。」
涙を流した彼女の気持ちはなんとなく判る。
自分が中々イケなくてピストンしながら、同じように心の中で
複雑な感情がずっと消えなかったから。
自分は、ヤンキー女と接触が全くない、そういうタイプの女性の生態を
よく知らないタイプの人間。
だから、彼女の言動はいろんな事で面食らう事が多く、所詮、タイプが
違うわな・・・、だからこそ興味深いって感じ。だが深くは交われない感じ。
彼女もきっと幼少時から荒んだ家庭環境で育って、
似たような臭いを持つ仲間と群れて、絵に描いたような波乱万上な生き方。
自分の様な平々凡々と冴えないながらも、後ろ指さされるような事も
あまりないタイプの人間は正直、苦手だろうと思う。
そんな普通の生き方からずれた生き方の彼女自身に
何か感じる所があるんだろうなあって思う。
彼女をなだめてから服を着て自分の家に帰りました。
帰宅後、急に童貞喪失の喜びがこみ上げてきて、
彼女の裸を思い出しながら抜いて寝ました。
2,3日後に彼女からTELがあり彼女の内職の愚痴を聞かされた。
自分は深く考えずに彼女の仕事に対して、敬意を払わない
無神経な発言をしてしまった。
その後から彼女の口調が少し不機嫌な感じになり
電話での会話もあまり盛り上がらず、再会の約束もとれなかった。
それが、彼女との最後の会話でした。
その後も直ぐに、テレクラ等で他の女性と知り合うことも多く、
彼女の事も忘れてしまっていた。
あれから何年も経過して、自分も転勤で元地元とも再度疎遠になってしまい
彼女の消息はわかりません。
だが未だに、彼女の仕事を侮辱して彼女を傷つけてしまったんだろうなあ
という思いが消えず、
ロンリーチャップリンのイントロを聴いた時、
昔の髪型の大黒麻季の宣材写真を見たときは
胸が締め付けられるようにキューッと痛くなります。
長文にお付き合い下さいまして、どうも有り難う御座いました。