相手は通ってた進学塾の女講師
つっても、授業を教えてもらってたわけじゃない
彼女はおれが高校三年のときに入ってきた新人。自分の講義は持たず、他の講師の講義をずっと聞いてるような見習いだった
見習い先生 24才 155くらい、小柄、細身 Cカップ ショートカット 経験人数は、3、4人らしい
おれ(参考) 18才  178cm 70kg
見習い先生が授業を聞くときの定位置は教室の最後尾。おれは別に引っ込み思案ってわけじゃないが、なんとなく塾のやつらとつるむのは苦手で、見習い先生がくる前から講義の時はいつも最後列に一人で座ってた。仲良くなったのそのおかげだった。
仲良くはなったけど、受験までは大した話もしなかったし、正直な話、見習い先生とどうこうなるなんて考えてもなかった
小柄で、そこそこ可愛くかったんだけど、浮き世離れしてるというか、ちょっとヘンな人だったってのもある。
で、話は志望大学に合格したところまで飛ぶ。
合格報告をしに、塾へ行った県外の大学に合格し、春から一人暮らしすることが決まってたから、冗談で「見習い先生に会えなくなるなんて寂しいですよーwwwww」なんておどけたんだ。
そしたら、ケータイを取り出して
「連絡先交換しよっか」だって
「辛いことがあったら、連絡してきなさい」 とか、おー優しいなーと、見習い先生だけに、初めての年に仲良くなった生徒くらいは大事にしたいと思ってるのかなーとか、その時は思ってた
後で聞いた話だけど、見習い先生、この時既に、完全に下心ありだったらしい
連絡先は交換したものの、大人にメールするなんて気軽には出来なくて、しばらくそのことは忘れてた
で、話はまた少し飛ぶ。一人暮らしを始めてすぐ、まだ春休みで大学にも通ってないくらいかな。見習い先生の方から連絡が来たんだ
「まだ地元にいる?もう引っ越しちゃった?」
何の気もなく「もう引っ越しましたよ。一人暮らしもなかなか楽しいです」くらいの返信をしたと思う。
そしたら見習い先生「そっか…ならもういいよね」だって。
「ずっと君のことが好きでした。この間まで高校生で、しかも生徒だった君のことが好きだなんて、自分でも変だと思います。でも、ずっと一人の男として見てました。お願いします、付き合ってください」
びっくりした。最初はほんとに冗談だと思った
「うそ!からかってるんでしょ(笑)」って返信したけど、マジだった
冗談で言えることじゃないって忽ち、おれの頭の中は大変なことになった。
それまで意識したこともなかったが、そこは18歳のヤリたい盛り、恥ずかしながら大人の女性と付き合う=即ヤリのイメージで、頭の中はいっぱいになった。
もちろん、オッケーした。
翌々日くらいには、家族にも内緒で、地元に帰った。見習い先生と会うために
見習い先生の仕事が終わる時間に、駅前…から少し離れたところで待ち合わせて、先生の車に乗り込んだ
何を話したかなんて覚えてないくらい、「大人の女性とこれからセックス」のフレーズで頭の中はいっぱいだった
まずは食事。高い焼き肉屋でおごってもらった。先生は俺のことずっとニコニコ見てた。ちょっと妖しい笑顔だった気もする
今思うと、先生の頭の中も、セックスでいっぱいだったんじゃないかな
何故なら、ホテルを予約済みだったから
ホテルっていっても、ラブホテルじゃなくて、普通のシティホテルだった
先生は 「期待した?オトナはそんな品のないことはしないのよ」
なんて言ってたけど、恥ずかしかっただけだろうな
期待はしてたけど、がっかりはしなかった
ヤルことはいっしょだしねw
それよりも、先生の部屋に行けなかったのが少し残念だった
先生は、チェックインのときに、ミネラルウォーターを二本買った
「後で使うのよ」って言いながら
「飲むんじゃなくて?」って言ったら、笑ってた
さて、ついに部屋に入った。そりゃあ矢も盾もたまらず、おれは先生に抱きつ…こうとしたら、やんわり止められた。あれ?なんで?
「お風呂入ろうね」だって
なるほど!
でも一緒に入るわけでもなく、先生が先に入って出て来たときには (バスタオル姿とか期待してたんだけど)普通に寝間着を着てた
もう「???」だよ
先生ヤらせるつもりはなかったのかな…
オトナはガキみたいにがっつかれるのはいやなのかな…
全部おれの勘違いなのか…
なんて思って風呂から上がったら、「じゃーん。これ見て」
脱いでた。えっろいベビードール。
たまらなかったね。カラダのラインが、柔らかな生地で浮き上がってた。小柄な先生だけど、出るとこは出てた。明らかに挑発されてた。
でも、さっき抱きつこうとしたときみたいになってもかっこ悪い
全部おれの勘違いだったとしたら、ほんとどうなるか分からない
で、オドオドしながらやっとの思いで「か、可愛いです…」って言ったら、「ふふん。でしょう?じゃあね、お休み☆」
ほらみろ。ガキめ、がっつきやがってかっこ悪い
「おやすみなさい…」
悶々とした気持ちで、ツインベッドの空いてる方に潜り込んだ
寝付けるわけがなかった
そしたら五分くらいして先生が
「そのまま寝ちゃってもいいの?」
いいワケがないよ先生。情けないことに、きっと泣きそうな顔だったと思う、振り向いたんだ。そしたら先生、笑ってた。すごくいやらしかった
ホテルとかベビードールとかで頭の中ぐっちゃぐちゃで、それまで気付かなかったけど、先生、化粧落としてなかった。全然、寝る気なんかなかったんだよ
はじめっから、おれを挑発してからかってたんだ
オアズケされた若いオスイヌの様子を見て、悦んでたんだな
薄暗い照明の中、ぽってりとした厚めの唇に、赤い口紅がとても淫らだった
「おいでよ」
もう、その言葉に従うしかなかった。誘われるがままにベッドに上がった。
(次回へ続く)