前編は以下のとおり
いわゆる高嶺の花

「……あの、ほんっとに何もしませんから……朝まで一緒にいてください」
佐藤さんはしばらく黙ってたけど「ほんとに何もしないよね。約束だよ」
ちょっと困った様子だけどオッケーしてくれた。ほっとした俺は、笑いながら「ありがとうございます!」
純粋にうれしくて、何もなくてもまぁいいや、と思った。そして適当にクルマを走らせ、最初に見つけたラブホへ。
そこは部屋がコテージみたいに独立してて、空きランプの部屋に勝手に入るとお金を精算するまでドアが開かないタイプ。
駐車場から部屋までのわずかな距離の間、佐藤さんはなぜか俺の腕につかまって寄り添ってきた。
「えっ?」って思いながら、「なんか本当のカップルみたいですね」
佐藤さんはいたずらっぼく笑いながら「でしょー?」
でも部屋に入ると腕はほどいてちょっとガッカリ。
普通だったらとりあえず風呂にお湯張るんだけど、そうもいかず、二人で何秒か立ち尽くしてた。
佐藤さん「すわろっか」ソファに並んで腰掛けた。妙に落ち着かなくて、でもいきなり押し倒す勇気もなく、会社の人の噂話とかどうでもいいことを話してた。
なんか気まずい雰囲気で、不自然に話が途切れてしまう。場が持たない事もあり「ちょっとシャワー浴びていいですか?」
「え??」
「いや、変な意味じゃなく、ちょっとサッパリしたいんで。」
佐藤さんは何も言わずにうなずいた。ガラス張りとかでなく、仕切られたバスルームだった。
シャワー浴びながら、やっぱり色々想像してしまい、ちんぽはムクムクと勃起。雑念を振り払うように興奮を鎮めて、バスロープを着て戻った。
その姿を見て「あ、着替えたんだね」とか言いながら、耳を真っ赤にした佐藤さん。
その後は、クルマの中と違い、俺の目をなかなか見ようとせず、急に落ち着かなくなった。恥じらってる様子が分かり、また俺もドキドキしてきた。
話も全く弾まない。 思い切って「あの、またキスしていいですか?」
「え?うーん‥」
下を向いてしまった。俺は佐藤さんの手に触れてみた。何も抵抗しない。
今度は手を握り、少し引き寄せながら「お願いします」。そしてキス。最初から舌を使い、今度こそやや激し目のディープキス。
佐藤さんも舌の動きが激しくなる。そのままギュッと抱き締める。さっきと同じように手を脇腹から腰へ。佐藤さんの鼻から大きな溜め息のような息が漏れる。
どうも背中が感じるらしく、爪の先で触ると体がビクッと動く。そして握ったままの俺の左手を強く握り返してくる。
次に手を下に這わせ、スカートの上からお尻を撫でる。「ンッ」と声を出したが、すぐに顔をそむけ、俺の体から離れてしまった。
「ダメって言ったでしょ。約束したよね」口調は怒ってたけど、目は優しいいつもの佐藤さんだった。
俺はもうカチカチに勃起していた。 いろんな意味でいたたまれなかったのか、あまり深く考えずに、
「佐藤さん、約束はしましたけど、やっぱり我慢できません。…佐藤さんのこと好きです。だから、今日だけお願いします」
気が付いたら、土下座まではいかないけど、ソファに並んだ半身の体勢ながらも、はっきりとお願いした。我ながら潔いと思うほど。
佐藤さんはまた下を向いてしまった。 もう一度、「お願いします」
「ほんとに私のこと、そんな風に思ってくれてるの?」
「はい。本当です」
「えーっ?……最初で最後になるけどそれでもいいの?」
「はい」
「それから、今日のこと誰にも言わない?」
「絶対言いません」
「もし、結婚ダメになったら恨むよ」
「そんなこと絶対しません。」
「…じゃあ、ちょっと待ってて。私もシャワー浴びてくるね」
佐藤さんはニコッと笑いながらシャワーの方に行った。俺は、お願い攻撃でエネルギー使ったせいか、放心状態でソファに座っていた。その時はちんぽも起ってなかったと思う。
浴室のドアが開く音がして、我に返った。佐藤さんが出てきた。
ピンクのバスローブ(安っぽいけど)、少し濡れた髪先。すごく綺麗でポーッとして見てたら、こっちに近付きながら、「あんまりジロジロ見ないのっ」ハニカミながら言った。
「す、すいません」
「謝らなくていいのに」 アハハって笑って、俺もつられて笑った。
しかし佐藤さん、ソファに座らず中途半端な場所でつっ立ってる。
俺がポカンとして見てると、「しょうがないなぁー。本当は男の人がリードするんだよ。」と言いながら目の前まで来て片手を差し出す。ようやく察した俺は慌てて手を繋いで、ベッドの方へ。
二人でベッドの上に座った。 佐藤さんは女の子座り、俺はあぐらをかいて。
なんかニヤケてしまい、笑ってると囁くように「どうするの?」
「あ、じゃあ…いいですか」
「さっきからいいよっていってるじゃん(笑)」
もう天使の微笑みに見えた。何度目かわからないけどキス。
堪能するのももどかしく、バスロープの上から胸に触る。どちらかというとサイズは小さい。
大事にゆっくり揉んでると佐藤さんの鼻息が荒く、熱くなってくる。直接触ろうと手を滑り込ませたら、その拍子に大きくはだけた。俺が焦ってたせいかもしれない。
唇を離し、そのまま押し倒した。 で、バスロープの紐に手を掛けると「先に脱いで」 と。
俺はそそくさとバスロープを脱いだ。パンツいっちょになると、佐藤さんは上体を起こしてテントを張った俺のアソコを見ながら、「元気だね」
「あっ、あはは」とか言って照れてると、なんと佐藤さんが自ら俺のパンツに手を掛けて脱がしてくれた。
恥ずかしいやら夢のようで嬉しいやらで俺が素裸になると「こんなになってたんだね。」って言いながら優しく触ってきた。
予想外の展開だった事もあり、軽く握られた瞬間にチンコがビクッとしてしまった。
佐藤さんはちょっと手を止めたが、上目遣いに俺の顔を見て、可笑しそうに「大丈夫?」
ガマン汁でヌルヌルになってたから軽く動かすとすごく感じて思わず「クッ」とか言ってしまった。
佐藤さんは相変わらず可笑しそうにちんぽと俺の顔を交互に見ながらソフトに上下に動かす。
その時の体勢は、俺は上半身を後ろに45度くらい倒し両手を後ろにして支えてた。その横に寄り添うように佐藤さんが斜め座り。
だから佐藤さんの声も息も俺の耳元至近にあった。
俺が、声を我慢しながら顔をしかめてるのを見て「もうダメ?大丈夫?」と耳元で囁くのも相乗効果になったのか、正直ヤバくなってきた。
それまで単調な上下の動きだけだったが、不意にカリ首から上を刺激された。「もうダメです」と言おうとしたが間に合わず、一気に暴発。
でもそれはそれで最高に気持ち良かった! 佐藤さんは「キャッ」と小さな声を上げた。
俺は気持ち良かったのはいいけど、こんなに簡単にいってしまった気恥ずかしさで、情けない顔でティッシュで大量に飛び散ったザーメンを処理してた。
もしかして、これで終了かもしれないという不安もあり、「スイマセン・・・」とか言いながらしょんぼりしてると、 佐藤さんは「ごめんね。私もビックリしちゃった。」
眉をしかめて申し訳なさそうにしてたけど、実際はもてあそばれてたな。でも、処理が終わったら「ちょっと待とっか。」って優しく言ってくれた。やった!チャンスはまだあるんだ!
俺は元気良く「あ、はい!」と答えたら、笑いながら、「なにそれ。分かりやすいねー。」だって。
一気に気が楽になり、もう一回シャワーを浴びて股間を綺麗にした。戻ってベッドで添い寝してもらいながら話をしてると、5分くらいで復活の気配。
何しろ目の前にバスローブ姿で髪を少し乱した佐藤さんがいるのだから平気でいられる訳がない。
話の途中だったけど、ガバッと起きて「佐藤さん、いいですか?」と聞く。ちょっと間があって、恥ずかしそうに頷きながら「うん」
そのまま覆いかぶさるようにキス。すぐにバスロープを脱ぎ、まずは俺が全裸に。
次に佐藤さんも脱がせた。ブラはしていなかったが、ブルーのショーツは履いていた。(次回へ続く)