25の時にたこ焼き屋さんでアルバイトしてた時の事です。
バイト始めてから一年程経った頃・・・・・・。
初対面から憧れていたバイト先の副社長に今日は夜(21時)まで仕事出来るか?って聞かれた。
まぁ大丈夫だなぁとは思ったけど一緒に働いてた女性がやめた方が良いって言うから今日は無理って言った。
なんでやめた方が良いのかは聞いてみたけど、答えてくれなかった。
その時に「じゃ明日はどう?」って聞かれたので毎日この話されそうだからOKしてみた。
一年も働いてたんだからそんな大変な訳無いと思ってた。勿論仕事上では何も問題無かったけど。
次の日私は普通に出勤して夜勤務に突入。夕方位から副社長が落ち着きない感じになってたのは分かってた。
でも憧れてはいたけど興味は無かったから気にしてなかった。普通に仕事をこなしながら閉店になった頃(20時)・・・・
(店内には会話しながら洗い物をしている私と片付けをする副社長のみ)
副社長「実は前からフクちゃんの事好きだったんだ。」
私「!!」
(憧れてる人だけど結婚約束してる彼氏いるし、そんな興味無いから笑い飛ばしてしまおう)
私「ホントですか~~^^ありがとうございます~~^^何かの罰ゲームじゃないといいですけどね~~w」
副社長「・・・・・・・・・・・(無言)」
私(あれ?><もしかして本気?いや、まさかw何かに悩んでるようには見えるけど好きな人を見る目で私を見てるように見えないしなぁ^^;)
(・・・・・・・・・・・・)
(無言に堪えられないから取り敢えず歌でも歌いながら仕事しよう)
私「♪~~~~~~~♪~~~~~~~~♪~~~~」
《店には流しが二か所あって、普段今私が洗い物してる場所で食器類を洗うのが普通だったけど、この日は自分が用意した洗い物以外がもう一つの洗い場に水に着けてあった。そしてその洗い場は副社長の近く(店の奥)で最初の洗い場は出入り口の近く》
(洗い物が終わった私が他の洗い物が別の場所にある事に気づく)
私「あれ?今日はこっちで洗い物するんですか?しかも水に着けてくれるなんてありがとうございます~~^^」
私「・・・・・あれ?でもこれじゃぁ鉄板洗う場所無くなっちゃうんじゃ・・・・?」
副社長「ああ・・うん・・・今日はこっちでやってもらって・・・・鉄板は後で洗うから・・・・」
私(他にやる仕事あるからって事なのかな?喋ってないで21時までに仕事終わらせなくちゃだし・・・)
私「じゃぁ取り敢えずここ借りますね~~^^(何かおかしいと思いつつ鼻歌でごまかす)」
私「♪~~~~~♪~~~~~!!!!(いきなり後ろから抱き付かれる)」
(少しの間硬直するがハッと我に返る)
私「ちょ><副社長?どうしたんですか?女なんてそこらじゅうにいるじゃないですか?>< 無理やり襲わなくても副社長なら口説けると思いますよ?><」
副社長「・・・・・・・・・・・・・・・・(振りほどこうとする程強くなる)」
私「ちょ?><副社長?(嫌だってはっきり言わなくちゃと思った瞬間耳に息を吹きかけられる)」
私「はぁ~~~ん><も~~ぅだめぇぇ~~~~><」
私(自分の言葉にびっくり。耳で感じた事なんてないし「嫌」ってこれじゃ伝わらないと認識する)
(副社長もびっくりしたみたいで動きが停止していた)
私「えっ・・あっ・・これは・・違うくて・・・冗談です!!そう冗談・・・あっ!だめぇっ!(また耳に息を吹きかけられる)」
二度目の攻撃にびっくりして防衛する為に顔を右に向ける。相手も耳を狙ってくる。
左に避けても狙って来るので下を向いてみた。すると腕でぎゅうぎゅうに締め付けられているので息が出来ない。
そうなると耳なんかどうでもいいから息を吸わせて欲しくてもがくもがく。苦しくなって顔を上にあげたらやっと腕から逃げ出せて一息つけた。
もう耳くらいいいやぁと投げ出しながら目を開けてみると今度は唇が・・・。
一瞬びくっりする物の投げ出し気味になっている為少し諦める。
もう一度目をつむり、少し考えて逃げだす方法を探そうと目を開けたら、たらこ唇が目に入った。
一瞬でキモい!!と思い、再度抵抗開始。
何分かの抵抗の末諦め始めた時に足元が見えた。
身長の低い私が、ここから逃げ出せなければ終わりだなと思いそこにかけてみる。一瞬のチャンスを狙って身体を流しながらの脱出は無事成功。
そのまま逃げれば良かったものを入口近くから和解が出来ないかと話しかけてみる事に。。。
私「(肩で息をしながら)・・・・・・・なんでこんな事するんですか?」
(沈黙・・・・・)
私「さっきの好きって話本当なんですか?><」
副社長「う・・・うん・・・・勿論だよ」
私「でも私彼氏と結婚する約束をしてるので無理です」
副社長「そうだな。諦めるから洗い物の続きをやってくれ」
(口調や台詞は若干リアルと違う可能性有り)
私「もう何もしませんか?><」
副社長「勿論。大丈夫大丈夫」
つい信じてしまった私はホントにバカだと思う。
嫌な事は忘れてしまおうと思いながら洗い場に戻り仕事を始めると、すぐにまた抱きつかれた。(次回へ続く)