前編は以下のとおり
同級生と初えっち
同級生と初えっち 続編
僕がまたさらにスピードを上げると夏美は「あっ、あっ、あっ、あぁっ…ダメッ…イッちゃう…あっ…あぁっ……」と喘ぎ、身体をビクンビクンとさせた。
ベッドにはたくさんの夏美の愛液が飛び散っていた。夏美はハァハァと息をして、ある程度呼吸が整ったあと、「ひどいよぉ~」といつもの無邪気な笑顔で言った。
「『本当にやめて』て言えば良かったのに」と俺がからかうと、「だって~、気持ちよかったんだもん」と言うからたまらない。
僕にとってはエッチの最中のエロくなった夏美ももちろん好きだが、やはり夏美の魅力はこの普段の『可愛らしさ』だった。
夏美が疲れているようだったので「ちょっと休もうか?」と僕は言うと、夏美は「私ばっかり恥ずかしいことするんじゃ、不公平だよ!今度は私が攻める番だよ!ねっ?」
またまたどうでもいいことだが、この『ねっ?』っていうのもむちゃくちゃ可愛い。
「なっちゃんがそういうなら、別に俺は大丈夫だけど…」と言うと、「とりあえず健も裸になってよ~。あとなっちゃんって言わない約束だよ。」と夏美は言った。
「あぁ~、そうだったそうだった。でも、急に普段の『なっちゃん』に戻っちゃったんだもん。やっぱり普段のなっちゃんは『夏美』っていうより『なっちゃん』って感じだよ。」
ってな感じの話をして、最終的に夏美は「それじゃ、エッチな『夏美』になるんだから」と言って、立っている僕の前に立ち膝をして向かい合い、僕のパンツを下ろした。僕のモノは八分立ちくらいだった。
夏美は「へぇ~、こんな感じなんだ。」と言って、手で触りながらまじまじと見るので、僕は恥ずかしくなって、「そんなに真剣に見ないでよ。」と言った。
それとともに僕のモノは完全に勃起した。
「あっ、ちょっと大きくなった?ってか…固い…こんなに固くなるんだ…」と夏美は言う。
そしてしばらく静かになったあと、「嫌だったら(フェラとかを)無理しなくていいからね」と僕が気を使うと、夏美は逆に僕のちんこの先をくわえた。
すると、予想以上にに気持ちよくて、「ぅおっ」と言ってしまった。他の人にしてもらったことがないから分からないが、夏美は結構フェラがうまかったと思う。
彼女も俺と同様にエロ本などで勉強したらしかった。「気持ちいい?」と夏美が聞いてくる。いつもの少女のような顔でちんこをくわえ、上目遣いしながら、嬉しそうに聞いてくる。
このとき僕が感じたことが、今でいう『萌え』の感情なのだろうと確信している。可愛らしさといやらしさが融合し、さらに僕を興奮させた。
「ヤバい…気持ちいい…」と僕がいうと、夏美は「出そうになったら言ってね」と言って、手と口のスピードや吸う力が強めた。
『じゅぼっ…じゅぼっ…じゅぼっ』自分が早漏だとは思わないが、それまでにいろいろな刺激があったために、始めて2分くらいしか経ってないのにイキそうになった。
「あっ…ヤバいっ…そろそろ出そう…」と僕が言うと、夏美はさらにスピードをあげて2~3秒フェラしたあと、ちんこを口から出して、手コキに切り替えた。
そしてなんと「顔にだして」と言い自分の顔の前でしごきだした。僕は多少戸惑ったが、余裕などなかった。ちんこは『ドピュッ、ドピュッ…ドピュッ……』と3回ほど強く痙攣し思いっきり夏美の顔に大量の精子をぶちまけた。
夏美は「すごい…こんなに出たね……あったかい……」と言ったあと「どう?私エロいでしょ?」と言って、ちんこの先に付いている精子を口で吸い取った。
彼女の顔を見ると右目から口の左側にかけて白い液体がかかっており左頬にも白い水たまりができていた。
また、口周りや舌にもかすかに白い液体が付いておりその顔は今までにないエロさを感じた。普段の『なっちゃん』からは考えられないほどいやらしかった。
シャワーを浴びたということは、今日はもう本番はやらずに寝るのかと考えていたが違った。夏美は僕が出てくると同時にバスタオルを脱いでベッドに寝た。
その意図を察して僕はまた夏美に覆い被さるようにして、先程よりも濃厚なキスをした。さっきあった緊張も解け、夏美が愛おしくて仕方なくなった。
先程よりも激しく愛撫しながら服を脱がし、夏美を裸にしていく。その間夏美は「…ん…ぅん…ふぅん…」と小さな喘ぎ声を出し、彼女のアソコを触るともうびっしょりと濡れていた。
僕は一通りそこも愛撫したあと、「もうそろそろ入れよっか!」と言った。
コンドームを二人で苦戦しつつも付け、彼女をあおむけにし、いよいよ挿入を試みた。彼女がマンコを開いてくれたので、僕はそこにチンコをあてがった。
すると先が入り口にさしかかった瞬間、夏美が僕の腕をギュッと掴んでくり。痛いのかと思った。しかし嫌なら『本当にやめて』というはずだと考えた、というか無理やりそう思い込んだ。
明らかにその時は自分の欲望が夏美のことを考えることよりも、上回っていたのである。僕は穴にチンコを沈め、快感に浸った。夏美は「んんっ……あっ……」とうめいた。
他の比較対象がないから正確には分からないが、夏美は身体が小さいため穴はきつく、締まりがよかったと思う。
僕はいつの間にか無言になっていた。そして無我夢中でそのまま腰をふった。夏美は突き刺すたびに「んんっ…あっ、あぁっ…ぃやっ、ぃやっ、いやっ、」とだんだん声を大きくしていった。
僕はこの「ぃや」っという言葉を勝手に都合のいいように解釈し、数分してイキそうになったので、スピードを上げると夏美は一層声を大きくして「あっ、あっ、あっ、あっ…あぁっあぁん、ああぁぁぁぁぁっ…………」と叫んだ。
夏美がイッた5秒後くらいに俺も射精し、挿入したまま彼女にそのまま覆い被さるようにして抱きついた。
「はぁはぁ」という2人が息をしている音の他に「グスッ、グスッ」と鼻をすする音が聞こえた。よく見ると夏美は泣いていた。
僕はびっくりしてすぐさま身体を起こした。僕はこの時自分が夏美のことを気にせずに、自らの欲望に走ったことを後悔した。
「ごめん…その…夢中になっちゃって…本当にごめん…」
他にかける言葉も思いつかなく、とにかく謝ることしかできなかった。
また謝ったものの、自分が欲望に走ったことが彼女の泣いている原因であるとは分かっていたが、具体的な原因が何だったのか分からなかった。
夏美は「大丈夫…気にしないで…」と泣きながら言う。気にするなと言うほうが無理な話である。夏美が泣いたのは出会ってから初めてのことであった。
彼女は控え目なため、誰とも喧嘩しないし、いつも聞き役に徹して、誰かのグチを聞くことはあっても、誰かに何かを嘆くことはなかった。
情けない話だが、自分も高校最後の部活の大会の一週間前になっても、調子が上がらなかった時に、泣きながらグチをこぼしたことがある。
グチを言っている間、夏美は隣でずっと何も言わず僕のグチを聞きながら、僕の背中に右手を置いて時折さすってくれた。
かつて夏美がしたように、僕もまだ泣いている夏美の隣に座って、背中に手を置いてさすってあげると、夏美は僕の胸で泣きはじめた。
10分くらいすると、夏美は泣きやみ、2人ともだいぶ落ち着いた。そして、ようやく夏美は「驚かせてごめんね!」と言葉を発した。
「俺こそなっちゃんのこと考えないで…その…自分勝手にしちゃってごめん。」と僕が言うと、夏美は僕の顔を見て「健は勘違いしてる」と夏美は言った。
「泣いたのは健のせいじゃないよ、私のせいなの。」
「えっ…でも…」僕は何を言えばいいか分からなくて、しどろもどろになっていると、夏美は僕の初めて聞く話を話し始めた。
「中学生の時にエッチをしたってことは話したよね?」と夏美に聞かれ、「うん、その…ちょっと強引にやられたってことも聞いた」と僕が言うと、夏美は「ちょっとじゃない…」と答え、話を続けた。
「私、中学生の時にちょっと不良っぽい子と付き合ってたの。その子、小学校も一緒でね、けっこう仲よかったし…ちょっといいな~って思ってたから、OKしたの。
でも付き合ってからどんどん不良の度合いが酷くなっていって、胸を触ったり、やたらとエッチなことをしてくるようになって、ついに最後までやられちゃったの。
その時『やめて』って言ったのに、やめてもらえなくて、とにかく痛かったのしか覚えてない…全然気持ちよくなかった…。
…でもね、今日のは気持ちよかったよ!痛くもなかったし…。だからね、健のせいじゃないの。」と言った。
僕は「うん」とだけ答えると、その後少し沈黙してから、僕は「シャワー浴びよっか」と言った。
夏美も「そうだね!」と言い、夏美の提案でお湯もためて、2人でお風呂に入った。お湯につかりながら僕等はいつも通りの取り留めのない話をした。
その日はそのまま2人で寝て翌朝それぞれの家へ帰った。 それから、僕らは大学を卒業するまで、エッチをすることはなかった。