前編は以下のとおり
部署の飲み会が終わったあと

キスをして初めて自分の彼女に罪悪感を感じたが、エロい欲望のほうがはるかに勝っていた。Sさんも同じではなかったかと思う。
こんな場所なので、ここではキスだけにして、やっぱりホテルを探そうと思っていたのだが、Sさんが「ここだと人が来ないよね?」と何度も念を押したので、
「ここでもOKなのか?」 と疑いと期待が半々だった。Sさんはどうも人目は嫌なようだ。(僕もだが。警備の人とかいるのだろうか?)
だが、ブラウスの上に羽織っているものの前を開け、ブラウスの半分ほどボタンをはずし、ブラのなかに手を入れ、Sさんの小ぶりの胸を触ってしまった。
やっぱり僕はもう止められなかった。これがSさんの胸か。会社で今まで普通の関係だった人の胸なんだ、と思うと余計にクラクラしてきた。
色白のSさんの乳首はきれいな色(ちなみに当時の僕の彼女は沈着系)でそこを舌で転がしはじめると「ウーン」と声が漏れてきた。
普段より声が高いぞ。Sさんこんな声出すんだと思うと余計に興奮した。
Sさんは相変わらずズボンの上から僕の股間をさすっている。
Sさんのスカートに手を入れ、パンツの横から指をいれ、直接割れ目をなぞった。ぐちょぐちょだった。クリをさするとピクンとし、「はぁっ」と大きくため息をし、声をこらえているようだった。
パンツが邪魔なので、片足だけ脱がし(靴がひっかかり少し面倒だった)、Sさんの片足を植栽にあげてSさんの股間を眺めた。
5メートルくらい横に電灯があり、少し暗いもののよく見えた。
「はずかしいよー」 暗くてあまり見えない、と嘘をついた。
胸のときと同じで会社の人の「こんなところ」をみていると思うと更に興奮した。 (どちらかというと毛は普通よりやや濃い目か?) そして舐めた。
「きたないよー。そこは、いいって」と言われたが続けた。
ずっと声をこらえているようだが、気持ちよさに少し出てしまうようだ。
3分くらいたっただろうか(早かった)、すると突然「もういい、もういい」といきなり僕の頭をつかみ離そうとしたが、そのままクリを舐めてると、「あーー」と少しだけ声を出して、股間を突き出すようにしてSさんは果ててしまった。
「もう、なんてことするの?はずかしいよ」
「Sさんが気持ちよくなってくれて嬉しい」と僕はほんとに嬉しかった。
少し余韻に浸ったあと今度はSさんが「Mくんのが見たい」と言ってジッパーを下ろした。モノを出すと「へぇ」とSさんは言い、裏をみたり握ったり観察していた。
「なんかたくさんヌルヌルしてるね」(そりゃ、ずっと我慢してたから)
「見たいと言われると少し恥ずかしい」
「私のは散々みたくせに」(ごもっともです)
「女のひとも見たいとかって思うんです?」
「わかんない」 「わかんないはないでしょう?」
「よくわかんないよ。変なおじさんのは見たくないし。Mくんのは見たいなーって思っただけだよ」といい、咥えられました。
Sさんも僕が思ったのと同じく「会社のMくんのおちんちんみちゃった」とか「Mくんのってこんなんだったんだー」とか思うのかなぁとぼんやり思った。
Sさんのフェラはちょっと歯が当たるけど気持ちいい。このまま続けたら出ちゃうかも。出たら困る。
「Sさん気持ち良すぎるからもういい。」
Sさんは口から僕のモノを離して僕を見上げると
「なんで?」 「Sさんの中に入れたい」
「あー、先に言った。言わせたかったんだ。」何だか可愛い。
しかし、駅降りたときラブホテルのゴム使えばいいやと思っていたのでゴムなんか持ってない。外でこんなことをする予定ではなかったんだ。
「Sさん、ゴムないですよ」 「えー?」
「だってこんな予定じゃなかったもん」
「そうだよね。もし予定に入ってたらコワイ。でもどうしよう。。。」
としばらく考え 「じゃあ、外に出して」
「大丈夫?」 「だって私もおさまりつかない」
おさまりつかないって、その言葉に何だか興奮した。(興奮ばかりしている)
それでSさんの片足を上げて正面から入れようとしたけど、こんな体勢なかなかうまくいかず、自転車置き場の壁に手をついてもらってスカートめくってバックから入れてみた。
ビショビショだったのでスルっと入ったけど、何だか締め付けられた。
少し腰を動かすとすぐ出そうになって止めてしまった。
「どうしたの?」 「気持ちよすぎる。少し落ち着きたい」
いつもそうなんだが少し止めたらそのあとずっと続けられる。それって自分だけなのだろうか。それともみんなそうなのか。
しばらくバックでやったあと、自分としてはやっぱり顔を見ながらがいいので正常位がいいのだが、
「Sさんの顔を見たい」 「私も。でも寝転んだら服が汚れるし。。。」
はいはい、僕が下になりますよ、ということになった。
植栽のブロックのふちに腰掛けた。昼間暖かかったとはいえ、春なので夜は少し冷え、ブロックに直接触るお尻は冷たかった。
そしてSさんは僕のうえに腰を沈め、ゆっくりと動き出した。
ブラウスとブラを少しずらしSさんの乳首を舐めた。
Sさんの中に入っている暖かさやSさんの少し甘い匂い(体臭?香水?)、Sさんの細い腰のくびれや平らなお腹、細い肩、鎖骨などを触ったりキスしたり、髪をなでたり、Sさんとのことを実感しながら、ゆっくりと時間をかけた。(時間をかけてゆっくりと動いていたのはSさんですが)
このとき、なんて表現すればいいのだろう、静かな快感というかとても幸福感に包まれて、Sさんがとても愛おしく思えた。
しばらくしてSさんのクリを触ると「もう。。。そこはだめ」と言われたが、無視してしばらく触ってると 「ふぅ、気持ちいい」とそのままゆっくりと動いたまま、Sさんは絶頂を迎えた。
僕ももう出そうだったので
(静かな快感と言いながらも出るものは出る。本当はすごく我慢していた)
「Sさん、出る」といって抜くとSさんが口に含んでくれてその中で爆ぜた。
Sさんは吐き出して、「やっぱり苦いね」といった。
「やっぱり、飲めない。」とも。
「ごめんね。。。一度も飲んだことないんだ」「うがいしたい。」(うがいするところなどない!!) と言われたが、一所懸命なところがほんとに愛おしく抱きしめた。(下半身は丸出しだが)
服を整えたあと Sさんは 「今日は頭が変になるかと思ったよ。すごい気持ちよかった。こんなの初めて」と言ってくれたので嬉しかった。
「僕も」と言ってキスをして抱きしめた。
Sさんは2回、逝ったが、「感じやすい体質」と言っていた。ひとりエッチとかもするんでしょ? の問いには「あまりしないけど」と言っていた。(あまりって?やっぱりするんだ) 何を考えてするの?には「彼氏のことだよ」と言われたので、少しがっくりだった。
「でも、今までわからなかったけどカラダの相性ってあるんだね。Mくんとの相性はいいかも」
「そうかも。自分が良かったなんて言われたことないし、自分もこんなに良かったのは初めてだし。Sさんとはいいかもしれない。」
Sさんは「今までつき合ってきた人以外とこんなことしたの初めてだよ。ほんとだよ」と何度も言った。
「じゃあ、僕とどうして?」と聞こうと思ったけどやめた。Sさんは軽いと思われたくなくてそう言ったんだと思ったし、たぶん本当だろう。
Sさんにも彼氏がいて僕も彼女がいて、Sさんとはそれっきりだった。
2、3日後Sさんから 「まずいよね、このあいだのこと。お互い彼女、彼氏いるもんね」と切り出され、「そうですね。ずっと黙ってますよ。」と言ったが、好きになっていた。
自分には彼女がいるので、Sさんを対象として見なかったから、気持ちをセーブしていたかもしれない。
明るくて性格もすごくいいし、さっぱりしていると思ったら可愛くて抱きしめたくなることもある。男だけじゃなく、女子社員のなかでも人気あったし。一回だけだけどカラダの相性も抜群だったし。
僕はこのことを引きずり、別にばれたわけでもないのに当時つき合っていた彼女とギクシャクし、別れてしまった。
ギクシャクしたのは、Sさんのことが好きになってしまったからで彼女に心が向かなくなったのだった。当時の彼女に悪いことをしたと思う。
彼女のほうも僕に冷めかけていたのが、唯一慰めになる。(勝手か?)
彼女と別れた後、しばらくしてSさんから「婚約した」と指輪を嬉しそうに見せられ、「Mくんにも式に出てもらいたい」と言われた。
「勿論ですよ。いっぱい幸せになってください。それとあのときの話しはエリート社員の僕としては困るので、お互い絶対に内緒ですよ」とうそぶいた。(エリートじゃないので)
「うん。ほんとにありがとう。Mくんでよかった」
しばらくはボーとしてしまい、仕事にも集中できなかった。
それから一年たらずでSさんは結婚してしまった。
今でも時々思うのだが、Sさんは僕のことをどう思っていたのだろう。好きだったのか。一度きりの関係を持ったあと、ほんの少し前より親しくなったけど以前と比べても微妙な差だ。
もともと仕事で重なることがあったので他の人よりは親しかった。でも「好き」とは違う。当時僕は狂おしいほど(死語)好きだった。でもSさんにはそのことは言えなかった。
言ったら、タガがはずれぐちゃぐちゃとし修羅場をむかえるような気がしたからだ。社内だったし。そしてSさんは僕に「式に出てほしい」と言った。
「好き」だったからそう言うのか、それとも「好き」ではなく単に親しいからそう言ったのか。Sさんが結婚して、思っていたほどのショックはなかった。ショック死するのではないかと思っていたので。。。
式に出席して、会社関係で式に出席した男性は僕ひとりで怪しまれるのではないかと思ったが、仕事で重なることが多かったせいか、周りは別に不思議に思わなかったらしい。(ホントか?)
その後の披露宴では、旦那さんの人となりもわかりSさんを幸せにしてくれそうな人で良かった。不思議と心の底からそう思った。凄い嫉妬心が出るのかとも思っていたのに不思議だ。
二次会にも出席したが、二次会では迂闊にも旦那さんとのじゃんけん大会の最後まで残り、最後は何と旦那さんに勝ってしまったというオチまでついた。
Sさんは嬉しそうに微笑んでくれていた。